柄ものであればすぐに見分けられますが、無地はわかりにくい・・・。とくに、生地を切ってしまったあとは、よく迷いますよね。
迷わないように、型(パターン)を写し終わったたら、ハサミを入れる前に各部品にちいさく切ったセロハンテープを貼り、マジックで「表」と書いておきます。こうすると切ってから迷わなくていいですし、うっかり縫いまちがえることもないです。
もし、地直しを水通しでするのであれば、手縫いで表裏がわかるように何かマークをつけておくと良いでしょう。
(「玉結びがあるほうが裏」など)
いちばん簡単な裏表の見分け方
以下の3つがいちばん簡単な見分けかたです。切るまえの状態・切れ端が残っている状態であれば簡単に判別可能です。
- プリントされた柄の濃いほうが「表」、薄いほうが「裏」
- 端のみみに字が書いてあるのが「表」
- 耳のポツポツがでっぱっているほうが「表」(ですが、外国製のものはたまに逆だったりします)
織り目を見る、見分け方
- 綾織:右上から、右下へななめに線が入っている面が「表」
それでも見分けられない場合
表か、裏かは置いておきましょう。裏でも表でも見た目にさほど違いがないということです。
- どちらか1面を自分で「表」と決めてつかう
おわりに
表だとおもって作ったら、プロの目でみたら実は裏だった・・・。
なんてことがあっても、あなたの目からみて「表」だったのであれば街ゆく人々からみても、きっと「表」です。
裏も表もさほどわからない無地のような生地あれば、まちがってしまってもまったく問題ないです。あえて裏面をつかうプロ(デザイナー)もいるくらいです。気にしないこと。
わたしは、
「裏表なんてたいしたことない。」
といつも思っています。裏も表もすきなほうをつかう。自分の主観で選んでいいと思います。